弁護士の見立てでは、家の法律的な問題はなかった

イギリスで家を買う!
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イギリスの家は、時間がかかるほど買えなくなる

少し前の記事、「家が購入できるかの、ピンチ!?」

で、家の売買が遅れている理由が、

弁護士によれば「売主は物件の融資付けに苦労しているから」と言う話を聞き、不動産会社からは「売主の購入物件の所有者が死ぬかも知れない」ほど、健康状態が思わしくないと聞いた。

いったいどっちなの?

私は会社員時代よく「仙人」などと言われたほど、まわりの動向にはお構いなしのマイペースに見えたらしい(本人自覚なし)が、夫といると自分がガチガチの計画やか!と思うくらい、夫は脳内のマイワールドに住んでいる。

しかし、不動産ポータルサイトなら大抵載っている「家の売買の流れ」には、買い付けを入れたら90%以上の居住用不動産売買には、2人以上の買主が関わり、売買には3〜5ヶ月かかり30%以上が購入できないとも。前の記事で書いたように、その間に相互の事情が変わったり、社会経済情勢の変化でローンが出なくなったりするからだと思う。

なので【売主】と進捗の確認に直接、連絡を取リ合うのも暗黙の了解となっている、と、さらには関係者のモチベーションが低かったり、弁護士が別案件を抱えて忙しいなど、進行に時間がかかるほど買えなくなる可能性が高まる、と経験者によるレビューに書いてあった。

なぬー、そんなら私が「仙人」もとい、スパルタ女教師のように、進捗の確認を夫に促さなければならない!

日本だと確認する相手は、【不動産会社】だけ。

でもイギリスでは、不動産会社の役割は売主と買主をマッチングしたらほぼ終わり、とイギリスで不動産を買った友達はほとんどが言っていた。買い付けが通ったらその後は、買主、売主それぞれ代表する【弁護士】が、法的な権利の調査を進め、購入により移動する権利の詳細と、不明点などを洗い出す。

その結果を買主売主に明らかにした上で

「それでもよければ取引に進みますし、納得行かなければ再度、価格や取引内容の調整をしてください」というプロセスみたい。

(参考記事イギリスの不動産購入は日本のそれとは全く違う)

イギリスの不動産購入は、売主の事情に左右される

不動産会社から「売主の買う物件の所有者が死ぬかも知れないほど、健康状態が思わしくない」と聞いたので、

夫に表面上はできるだけ何事もないように「あっ。ねえ、弁護士さんに電話して確認したら」と言うと、昨日まではお願いすると素直に電話をしてくれていたのに、今日はなぜか激しく抵抗される。

「君が電話すればいいだろう。君は自分の質問がわかってるんだから。いつも追加の質問をいろいろしたがるじゃないか」

「私はネイティブじゃないこと忘れないでね、相手の言ってること、あなたならなんでも100%わかるんだから」

それでも私が電話すべきとなぜか主張する夫と「今私は日本にいるのだから国際電話はお金がかかるじゃない。あなたが電話すればタダでしょう」と押し問答になった。

(言い忘れたが、この会話はiPhoneのデフォルトアプリFaceTimeによるビデオチャットで行なった)

私が聞けというわりには「所有者の健康状態のことなんてプライバシーだから、絶対に聞いてはダメだ」と何度も何度も釘を刺すので、ひょっとするとそれが、夫が自分で電話したくなかった理由かもしれない。

 

弁護士とのメールは格式張らなくて良い

まあじゃ私が夫にcc入れてメールすれば、返信は夫にも届くし、と思って、私がメールすることにした。

なんかちゃんとした英文必要?と思って過去に弁護士から頂いたメールをチェックしたところ、ほとんど友達同士のチャット並みに最低限の文しか書いてなく、「お世話になっております」だの「拝啓」「敬具」だの一切ない、たった1、2行のメールだったことに気づく。

えいやっと私も友達にチャットするのと同じ「お元気ですか、その後進捗はいかがでしょうか」とだけ書いて送ると、即レス。

 

「元気よ、ありがとう。調査(家の法律的な権利の調査)はあと2点の、売主側の弁護士にした質問以外、ほぼ終了しています。調査の結果、この家には何の問題もありません」

(心の声)やっほー!でもなんか話がうますぎやしない?後でどんでん返しがあったりして!?

私「不動産会社から聞いた、売主の買おうと思っている物件の所有者が病気とか、、そんなことなーんにも書いてないね、、、」

夫「うーん、それについては何にもなかったね」

そりゃ、こっちの質問で聞いてないから当然だよね!

 

売主に直接確認することが有効

翌日、夫が今度は、売主に「その後進捗はいかがでしょうか」という同じ内容を、私が弁護士にしたよりも長めの文でメール。で、

売主さんからも即レス!

売主は色々経緯を細かく書く癖があって、結局肝心なところがいつも長文の最後まで読まないとわからないか、たまに文章の内容がいきつもどりつで、ややこしくて私には結論がイマイチ不明なことも多い。このメールもそうで、弁護士が言ったように融資付けに苦労しているとか、不動産会社が言ったように、買おうとしている物件の所有者の健康問題も何も書いてない。そのかわりご自分が希望することが細かく書いてあり、長文の最後に「弁護士に今週中に会いますのでその後進捗をお知らせできます」と、書かれたのを読むと、何も進捗はないってことか。。。。(ため息)

私「融資の状況も、平屋(売主が買う物件)の所有者が重病だとかも、何も書いてないね」

夫「そうだね。でも弁護士に会いに行くのは、融資が出ないからだって以前のメールで書いてたよ。だから融資が出てないってことだよ、それは弁護士が言ってたとおりだ

というわけで、今日は機嫌のいい夫に、弁護士に再度確認のメールをしてもらいます。

 

 

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