2ヶ月間何も進展がない、イギリスの家の購入

イギリスで家を買う!
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季節は移り変わった。でも家の進展は?

(これまでのいきさつはこちらをお読みください)

毎日夫とズームをしている。でも私なのか夫の方なのかわからないけど、Wi-Fiが弱くてズームだとしょっちゅうお互いの姿が消えたり声まで消えてしまうことがある。そこで発見したのはFaceTimeと言うiPhoneの電話のビデオチャットアプリの方がWi-Fiが弱くてもこのような事態になりにくいってこと。

最近はWi-Fiが良ければズームやGoogleミート、Wi-Fiが弱い時はFaceTimeで夫とビデオチャットをする毎日だ。  この1ヵ月毎日のようにビデオチャットしているが、ほんの2週間前までは暑くて暑くて冷房なしではいられなかったが、ちょっとしたら風が少し涼しくなって、すっかり涼しくなったので大声を気にしつつ窓開けっ放しだったのはわずか3 、4日間で、今ではもう窓を閉めて喋っている。

そんな季節の移り変わりにもかかわらず家の進展はほぼ一切ないような。 毎日のように夫と喋っている以外に毎日のように売主さんとメールのやりとりをしている。

このまま家が買えなくなるかもしれない?

売主のパテイントンさん、もう夫の次に連絡のやりとりしている人がこの売主さんであることは間違いない。この売主さんもとても筆まめというか必ずと言っていいほどすぐじゃない場合でも1日以内にメールが返ってくる。文章は夫が書いて、夫か私が売主にメールする。

ただ問題なのはこの売主さんの言うことがいつも「こちらの売買は順調に進んでいる。あなたたちの売買が、遅れている理由だ」と言う主張ばっかりなのだ。でもって私たちが契約書作成などを依頼した担当弁護士のほうに「何が原因でこんなに遅れてるんでしょうか」と聞くたびに毎回この弁護士からは「売主の弁護士から返事がないためです。売主の弁護士が遅いんです」と言うことで、お互いにお互いのせいにしているように思える。

でもって私はのんびり屋だと誰にでも言われるのに夫はなんというか私の10倍ののんびり度なので私は夫といると自分がドンダケせっかちなのって思っちゃうほどなんだけど、とにかく何もしないとこのまま家が買えなくなるかもしれない。だって売主が買おうとしている物件の持ち主はもう死にそうなんだから。(この話の経緯はこちらをお読みください)

家の購入がちっとも進まない理由は?

弁護士のサイトには「現在のあなたの家購入の進捗状況」と言うページがあって、それぞれのクライアントがパスワードとIDを入れるとそれぞれの家の購入の進捗具合がわかるようになっている。しかし私たちの場合8月13日からまったく進展もない。そこで8月末くらいから、弁護士にしつこくメールをして、「相手先(売主)の弁護士の回答待ち」という返信が続いたのでついに9月の半ばに「どういうことですか?」と聞いたら「そのサイトはコンピューターの不具合で更新されていないかもしれない」と言うもっともらしい返事が来たので、再度詳しく問い合わせをしたら結局、実際に約2ヶ月間、何の進展もない( ´Д`)yことがわかった。

家の購入を待っている間に、関係者が白骨化?

しょーがない、

「なぜ家の購入がちっとも進まないのか?」

と書いて検索したところ、「家の購入がちっとも進まない理由」というタイトルのサイトが一瞬で、ズラズラッーー〜と出てきたのだった。

やっぱりイギリスの家の購入が進まずに、悩んでるの私だけじゃないんだなー。

イギリスの全国民が享受する、この悩みに答えてくれているのは、現役不動産担当弁護士サイトのコラムで、その写真がこんなの(上の写真)だった。

実際のサイトには載ってた写真はちょっと違うんだけど、要するに弁護士があまりにも時間がかけている間に骸骨になってしまったと言う、説明付きのイメージ画像だった。 まぁこの画像を投稿してるのが弁護士自身なのも笑ってばかりいられないほどイギリスの家の購入が永遠に思える。私たちの弁護士さんも骸骨になりそうだ!

だってもう2ヶ月も、何の進展もない!(しつこい)

 

対処法を試してみた!

でこのサイトにいろいろ対処法がいっぱい書いてあった。

1つには、弁護士はたくさん仕事を抱えているので「しつこく進捗を確認して弁護士をできるだけイライラさせましょう!」と書いてあった。*これを書いているのは、弁護士

これはもうやってる。( ^∀^)

 

もう一つは仲介不動産会社も売買が完了しないと仲介料はもらえないので、同じ不利益を被る。だから「不動産会社にもせっつきましょう!」と書いてあった。

(弁護士のほうは購入が終わろうが終わるまいが、手数料が手に入るので、関係ない。)

ズームでこの対処法を試そうと提案したけと夫がごちゃごちゃ言ってめんどくさがるので、ズームはそのままに、夫が聞こえるようスピーカーオンにして、日本からイギリスの不動産会社に電話をした。

ツーーーツーーー🎶

「〇〇不動産です」

「アマンダ(担当者の名前)いますか?」

「何のご用でしょう?」

(心の声:ちっ、不動産のことに決まってるじゃん!)

「〇〇ストリート〇〇番地の家の件ですが」

「あ、アマンダは今はちょっと待ってね」

数秒沈黙があって、、、

「ハーイ!ミナ、ずいぶんと久しぶりだわね、元気だった?!」

(私の潜在意識:あ、あれっ?!今日はなぜかとってもフレンドリー!?な感じに会話が始まったけど?そうきたらこの際だから何もかもぶちまけちまえ♪(´ε` ))

「あ、アマンダさんも元気だった?実はね、私今、日本からかけてるんですよ! なぜかって言うと家の購入が終わらないでしょう? ちょっと前に私のビザが切れちゃって、それで夫としばらくバラバラに住んでるんですよ! 」

「あらっ、じゃあ旦那さんはイギリスにいるの?」

「そうなんですよ、親戚の家に居候中です。で私はイギリスに戻ろうにも、こっちで家族ビザを取らないといけないんだけど、家族ビザも『何日から戻る』って言う日にちが決まらないとビザの申請はできないんですよ。だからいま家の購入の進捗はどうなってるんでしょうか!」

「あともう2 、3日で契約日が決まると思うわ!」

(心の声:「えっ、2、 3日中に契約日が決まるの?ウソ、ホント?( ^∀^)

(前回のいきさつを読んでいない人へ補足説明:

イギリスでは新築、空き家が少なく、売買に関わるほとんどの家に現在誰かが住んでいるので、私たちの買いたい家の売主が、今誰かが住む平屋を買うというように、複数の売買が同時に行われるのが普通だ。

でその平屋の持ち主が重病であると聞き、もし亡くなってしまったら私たちの家の売買にも影響する
。なので弁護士に関連状況を確認すべく夫に電話して聞くように頼んだところ、「そんな個人的な話を絶対聞けない」と拒否された。)

売主の買う家の持ち主が重病という話はもともと、夫が不動産会社のアマンダから聞いた。だから私が「わかったよ、弁護士には確認しないとしても、アマンダに経緯を確認するのはいいよね、だってアマンダから聞いた話でしょ」と言い、夫が渋々承諾してアマンダにメールを3回ぐらいしていたけど、これまでは何の返信もなかったと言うのだ。

 

それで、もう私がこの際聞くことにした( ^∀^)

 

「じゃあ平屋の、死ぬかもしれないほど重病って聞いた人ですけど、その後どうなったんでしょうか」

「あーあの人は大丈夫よ、大丈夫だと思うわ!」

「じゃあ、私たちの売主のパテイントンさんが買う平屋の売買はもう問題ないんですか?」

「あパテイントンさんのほうはね、ローンがリタイヤしたの人の専用の特殊なローンでしょう?だから彼の弁護士の方で承認をしなくちゃいけないらしいのでそれを待ってるのよ」

(心の声:えっ!?でもこのローンの承認と言うのはもう1ヵ月ぐらい前に売主のパテイントンさんから「形式上だけだから心配ない」と聞いていたのに、、、いまだに承認されてないのか!

そこであともう一つの懸案事項を不動産会社に聞いた。弁護士に「電気関係の調査をしたほうがいい」て言われたことだった。私はこういうのは家屋調査士がするんだと思っていたのにどうやら違うらしい。でネットで探したらもっと安かったのに夫が一週間以上前、アマンダに依頼していたのだ。夫に事前に「もし電気関係の調査の結果、お金がかかることがわかったらどうするの?」って聞いたら「もうここまできたら価格の再交渉は諦める」と言ってたけど、、、

「電気関係の調査の結果はね、あなたが買う家の電気関係は相当古いので、早めに更新しないといけないらしくそれに3000ポンド(約400,000円)かかるそうよ」

ガー〜〜〜ん(T_T)

以下はアマンダとの電話を切ってからの会話。

私「ズームで最後のアマンダが言った話、聞こえてた?」

夫「おしまいの方はオフにしてしまってた」

私「あそこの電気関係はずいぶん古くて購入後にものすごくお金かかるらしいよ!アマンダがそう言ってたよ」

その話を理解した途端、夫はしないと言ってたにも関わらず、価格の再交渉について考え始めた。

ちなみに夫の姉の隣人はちょうど私たちが買い付けを出した頃、家を売ることにしてやはり買い手が決まって契約の3日前に「電気関係でお金がかかるから価格を再交渉したい」と買い手から言われて、家を売るのをやめたそうだ。( T_T)\(^-^ )

まぁいつまでたっても何が起こるか分かんないけど、明日、私が出すことになっている前金の一部をイギリスの夫の口座に送ろうと思う。

名前は仮名です。

画像 Pixabay /Alexas_Fotos

 

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