「◯◯すれば、英語は簡単にマスターできる」なんて全部ウソ

ENGLISH & SPANISH の語学上達
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「◯◯すれば、英語は簡単にマスターできる」なんて全部ウソ

日本では実にいろいろな英語商材が売られている。

謳い文句には大抵、

「◯◯しさえすれば、あなたも英語がマスターできる」

などと書いてある。

いや、何か特別なメソッドや秘密の方法があるかのかどうか?一つ一つは知らないけど、

どんな外国語も簡単にマスターする事は難しいと思うよ、特に英語では!

「短時間で」「簡単に」「ペラペラになる」「マスターする」と言うのは、100%ウソ!

その理由を下で説明する。

 

日本語と英語では共通のベースがない

英語と日本語では、共通点が驚くほどない。語彙、表記、発音、語順、文法も何もかも全く違う。

私は今スペイン語と中国語を勉強中だ。そこでつくづく思うのは、日本語の漢字がもともと中国から来たように、漢字熟語も中国語から来た語彙がほとんどだから(たとえで聞いてわからなくても)日本人は中国語の読み書きに関しては予備知識なしである程度わかる、つまり日本語と中国語では共通のベースがあると言うこと。

同様にスペイン語と英語も両者は(たとえで聞いてわからなくても)ラテン語から来ている語彙が多いのでやはり共通のベースがあり、両者はお互いに予備知識なしでも読みに関してはある程度わかる。

英語と日本語に関しては、言葉の仕組みだけでなく、その言葉が表している文化も歴史も自然条件も大きく異なる。

私はもし日本人が英語ではなくて、アジア語圏の共通点の多い言葉を勉強すれば、外国語を勉強するハードルがぐんと下がると思っている。

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「何もかもわかる」か「何もわからない」の二択でない。

 

夫婦間で何語で話しているのか?よく聞かれるので、私が「英語」と言うと、

なぜか「ペラペラなんですね」になって、

何か知らないけど、まるで

「英語で何でも喋れて何でも理解できる」

かのような、ありがたすぎる勘違いをされる。

しかし

念のため、私はTOEIC915点で、英検1級取得で、

20年間英語を日常生活で話しているけど、

慣れていない相手(初めて話す相手はその訛りに慣れない)、馴染みのないジャンルだとほとんどが、

「わかる」「わからん」のグレーゾーンなのだ!

 

あえて数字にすると以下のようになる。

 

英会話のおおよその理解度:私の場合*

夫との会話       「わかる」100%「わからん」0%(まれにわからない時は確認必要)

自分の仕事に関する、初めての相手の話    「わかる」80~100%「わからん」20~0%

夫の親戚との会話         (相手と話題による)        「わかる」80~100%「わからん」20~0%

駅で電車が止まった時周りの乗客の言うこと (相手による)「わかる」80~100%

「わからん」20~0%

駅で電車が止まったとき、駅員の言うこと (相手による) 「わかる」70~100%

「わからん」30~0%

自分が聞き慣れているジャンルのニュース解説 (話題による)「わかる」70~100%

「わからん」30~0%

自分が聞き慣れないジャンルのニュース解説  (話題による)「わかる」50~70%

「わからん」50~30%

*「読む書く」の場合とはまた異なることに注意

 

つまり平均すれば90%以下ぐらいしかわかってないってことだよね。

語学上達は、コミュニケーションの頻度を増やすことに尽きる

わからなくても、間違っても、気にしないで気楽に話せる。そんな人が外国語を難なく扱える人に多いような気がする。

つまりずうずうしくわかったとかわからないとか間違ってるとか正しいとか気にしないで気楽に話せる人は、コミニケーションの頻度が圧倒的に増え、そういう体験を広く濃く深くしていく機会も増える。

私は「英会話学校等に行くのか?行ったことがあるのか?」とよく聞かれるけど実は一度も行ったことがなく、もっぱら旅での実地体験だけ。

1番最初に英語の勉強を、義務教育以外でしたのはスコットランドの語学学校に行った時だった。

その語学学校(カレッジの語学コース)には、日本人は1人もいなかった。滞在したのはスペイン系の団体が運営する女子寮だったのでほとんどがスペイン人だったけれどもわずかなイギリス人やたくさんのスペイン人とも英語しか使わなかった。なので、ただ3ヶ月の滞在で日本語を話したことは皆無で帰国後突然、TOEFLが約200点も上がった。

学校の授業は午前中だけで内容は中学の教科書レベルで簡単過ぎ、私自身熱心でなかったし、留学先のコースよりも滞在中常に英語を聞いて話して読んで書いていたことが成果となったと思う。

 

外国語の習得は、スポーツに似ている

自分が今話した言葉がどこで誰から習ったのか覚えてないけれども口をついて出てきて後で調べたらそれがとても自然なフレーズだと気づいて驚くことがある。

時々それは自転車に乗るのを覚えるプロセスに似てると思う。どうやって自転車乗れるようになったのか、説明ができない。でも気がつくと乗れるようになっている。

別のスポーツにたとえても良い。語学学習は、言葉の海にただ身を預けるというか、漂わせるというか言葉という海を泳ぐノウハウを身につけることだ。ちゃんと泳げる日もある。でも時々は過剰な語彙の波に飲まれて皆目意味がわからなくなるというように、外国語の習得は、語彙でできた海で動き、水を操る練習をすることだ。「読み書き聞き話す」という全部のアクティビティーの量を増やすことで、徐々に体が慣れていく、そんなスポーツの身体活動に似た感じだ。

もちろん赤ちゃんや小さい頃にそういう環境に身を置くのではなくて、大人になってから習う外国人にとって言葉の勉強は、言葉に接する絶対量を増やす補足として、文法や辞書というツールを活用することが必要になる。

 

 

TOEICで高得点を取れば、ネイティブのように使いこなせるのか?

もちろん何を基準にして「マスターする」とするかにもよるが、「そこに生まれて育った人と同じように言葉を理解、表現すること」だとすると、たとえTOEICで高得点を取ってもマスターからは程遠い。

例えばただ1つのことを言うにも下記のような話者、メディア、文脈、目的などで、無限と言ってもいいほどの言葉の選択ががありえる。

かしこまった表現の場か?話し言葉の表現でいいのか?

書き言葉なのか?話し言葉なのか?

話者が何歳くらいで性別や生まれ育ちは?

話者と相手との関係は対等か上下か?

表現の目的は何なのか?(短い伝達、くだけた会話、真面目な議論などニュアンスはいろいろ)

表現のメディアは何なのか(会話か、メモか、メールか、手紙か、メッセージアプリか)

ネイティブならこんなふうにさまざまな状況に応じた語彙の中から、目的に合った自然な表現を身体的に選ぶ。それは辞書では得られない一瞬の選択の連続だが逆に言えば、そういうことができるのがネイティブだ。

自分が英検一級やTOEIC915点取った時やったこと、外国語の検定試験の勉強は、試験の形式に慣れるための過去問練習がすべてだった。それはいわゆる試験対策であり、語学能力の証明であっても、実際に語学が上達したかどうかとは似て非なるものである。

 

実際に旅をしなくてもいい。旅をするようにその国の言葉を学ぼう

外国語を使うだけで必ずしも現地にいなくても、もう体ごとその国にいるように、性格まで少し変わったように感じる事は無いだろうか。それもよく言われる、言語習慣は言語文化の習得と言うことだと思う。

ネイティブといえば、赤ん坊が言葉を覚えるプロセスも、誰からも何も教えられなくても、周りの環境で飛び交っている言葉をいつの間にか身に付けていく。

リスニングメインで言葉が伸びると言うようなメソッドがあるようだが、赤ん坊のネイティブが言語を習得するプロセスとは違いリスナーは大人なのだから、条件は同じではないけれども、補足的な解説も用いてステップアップすれば効果は一定程度ある気がする。聞いているだけでは効果は無いしもちろんこれも継続し習慣化することが必要だろうが。

旅をする中で、辞書とツール(文法) の助けを得ながら、語彙や抑揚、地域性が一体となった混沌とした言葉の海の中に身を置けば、言葉が反射神経のように身体的活動となる。

行った国で友達やその家族と何週間か過ごす間、彼らが話すのを聞いていた言葉は、すでに耳がその言葉の音に馴染んで意味はおぼろげにわかっても完全にはわからない、という状況だ。そんな私にとって外国語学習は、辞書で調べ改めてそこに意味をインプットし、文法という型を知っていくプロセスになる。

 

英語の「勉強」はしない。かわりに英語を使う「習慣」を作ろう

ネイティブ並みになるには、ネイティブと同じ年数や時間、その言葉を使うしかないのだが、とりあえず

旅行したり

外国人の友達を作ったり

原書を読みその国のお話に思いを馳せたり、

何らかの方法でその国の言葉を使う頻度を増やすのが、唯一の語学上達の方法だと思う。

自分に合った、その外国語と触れる習慣をみつけて使うことで、マスターはできなくても、一定程度習慣化できる。私の場合もそれは主に旅や、外国人と友達になることだった。

 

「勉強」と言う概念から脱却しない限り語学は身に付かないと思う。なぜなら語学は、専門家でない限り、研究対象ではなくて「習慣」だからなのだ。自分に合った言葉の習慣を選ぶことが、「勉強」と言う固定観念から脱却して、英語を身に付ける近道だ。

 

 

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