(以下の文章は私がLinkedInに英語で投稿した記事を訳して編集したものです。)
売り上げが本当に上がったのかどうか、わからない広告。 そんな広告に広告費をかけていませんか?
3つのヒントをどうぞ。
広告主が言いたいメッセージは、とりあえず忘れる
広告主が言いたいことが、メッセージの受け手が知りたいこととは限りません。
というか、ふつうは全く逆です。
ほとんどの人は、広告主が言いたいメッセージなんて興味ありません。
お客さまが興味があるのは、
自分がどうやったら得をするか、とか、
きれいになれるかとか、
楽できるかとか、です。
言うまでもなく、お客さまが興味あることに集中しない限り、
売り上げが上がるはずありません。
「お客さまにどう役立つのか?」だけ、伝える
「本当は新製品や、キャンペーンの内容中心の広告にしたい」
でも、広告制作会社から「それでは売れません」と言われて、全く関係ないタレントや事物にのイメージ撮影にたくさんの広告費を使って来た会社もあるでしょう。
そうなんです、日本の広告会社にとって、商品が中心の広告と比べて何倍もの営業利益が見込める「工夫するかわりに、費用を使う」広告はおいしすぎました。
その典型的な言い訳が「商品なんて、大して変わらないから」というものだったのです。
でも果たして本当にそうでしょうか。
世界中で評価される日本の製品は、研究者と開発者、エンジニアなどの研究や知恵や努力の成果です。たった一つの製品にすら、たくさんの物語があるはずです。
部長、課長、係長。役職者全員が賛成するキャッチコピーに広告費をかけるのは、お金をドブに捨てるようなものである。
「ん?」と思わせる、良くも悪くも期待を裏切る広告は、好き嫌いもわかれるものです。新しい視点、新しい表現の広告は、見る人の印象に残ります。
逆に誰もが気にならない広告、誰もが疑問も持たずに承認できる広告、言い換えれば印象に残らない広告は、クライアントに最低の売り上げをもたらします。
もちろん、最終的には、部長、課長に、承認されなければ、広告はGOしません。
でもクライアントとの摩擦を恐れてクライアントに媚びたクリエイティブにするより、共通のゴールを視野に粘り強くコミュニケーションすることが、クライアントとの相互理解や信頼を深め、その結果費用対効果の高い結果をもたらします。
広告費をかけた以上に売り上げをどんどん上げたい、
売れないブランディングでなく、売れるブランディングならぜひにもしたい、
でもブランドイメージは崩さないデザイン。
そんなクリエイティブがあってもいいと思います。
ご相談ください。
Photo by Library of Congress on Unsplash
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