イギリスのパブの今(文化、歴史、内装)-1「イーストエンダーズ」と「コロネーションストリート」

pub picture イギリス社会
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イギリスのパブはどう変わったのか?

イギリスに留学したい、住みたいと言う人にどーでしょう?ーって聞かれると、以前は、


「お酒飲みますか?飲めるなら簡単ですよ。パブで人とお酒を飲めば馴染めるから!」

と言ってきた。

 

パブの文化って何か言うとすごい大掛かりなかしこまった感じだけど、パブってもうイギリスの庶民ならほとんど誰もが行く。

 

または人と話をする場ってことで行かないでいるの難しい、そんな感じね。

 

昔パブは、お酒とタバコの場所であった。(今は禁煙)

 

だからタバコもお酒も苦手でパブに行かない私には、イギリスは全然合わないと思っていた。

 

ところが今は、すっかりバブのファンになっちゃった。

 

最近は外で飲食するというならパブにしか行かないようになったほど。

 

パブに行けるようになった背景は、パブが昔と比べて変わったから。

 

そこで、イギリスのパブはどう変わったのか?

 

どうして私は

 

イギリスに馴染むには、パブに行こう!

 

と人に言ってきたのか?書きたい。

 

とは言え私はお酒が飲めないので、パブのお酒のうんちくを語ることはできないんだよね。

 

それにパブメシていうかパブの食事も、まぁあんまり外に出て食べないので、パブの食事についてどうのこうのって語るのはあんまりできない。

 

で、自分が関心あるのは建物とか歴史とか文化なので、お酒とか食事の数よりもそっちのほうの話を今回10回ほどに分けてしたいと思う。

 

なぜ10回かって言うと、別に辞典じゃないからさ、自分の経験から書くと思うんだ。

 

 

パブの文化とか、歴史とか、建物 (インテリア)

 

とりあえず10のパブについて、特にパブの文化とか、歴史とか、建物 (インテリア)について書こうと思う。

 

内装ってなんか表面的な事と思いがちだけど、多分表面にどう見えているかっていうのもパブの場合、それぞれが大概古いので、歴史とか文化に関係あると思う。だから、表面ということだけじゃなくて、もっと深い意味があると思うんだな。

 

これを読めばイギリスのパブの文化についてかなり理解してもらうこともできると思うよ。

 

 

日本の居酒屋(文化)とパブ(文化)は、同じでない

 

大多数の人のパブに行く目的は、人とお喋りすること。

 

日本の居酒屋(文化)とパブ(文化)は、同じでないにしてもかなり似ているので比較すれば、

 

日本の居酒屋の場合、主婦とか子どもはあまり行かないじゃない?

 

どっちかというと仕事の帰り同僚と行く。

 

反対にイギリスは仕事帰りはあまりなくて、友達や、夫婦、姉妹など、知人や家族同士のおしゃべりの大半がパブで行われている。

 

イギリスではパブがもうイギリス社会の潤滑油っていうか何でもパブで行われるって感じ。

 

それはたぶん特に変化がゆっくりな田舎では、今も昔からあまり変わってない。

 

初回は実在するパブに私が出会う前に出会った、架空のパブについて。

 

「イーストエンダーズ」と「コロネーションストリート」

イギリスでものすごい長寿番組で50年ぐらいやってんじゃないかって言う「イーストエンダーズ」と「コロネーションストリート」と言う双子のようにソックリなドラマがある。

 

ソープオペラって言われてるんだけど、日本のメロドラマ全然違って、いつもみんな大喧嘩したりとかしてすごいリアリズムていうか、「なんでこの人たちいつも喧嘩してるの」っていうか。もう見たくないわっていうか笑。

 

日本のカッコいい男女がオシャレに恋する系のドラマと正反対で、ほんとに普通っぽい庶民が、いつみても怒ったりで叫んだりしてる。

 

そのドラマで舞台として必ず出てくるのがパブなの。

 

たとえば、パブに行ったらそこに偶然、旦那の浮気相手が訪れて、あんた何なのよっ、どうやっておとしまいつけてくれるのよとか?

 

パブに居たらたまたま会った彼らの共通の友人のそのまた友人の会話を漏れ聞き、重大な彼、彼女の秘密を知ってしまうとか。

 

まあ大体そういう人間関係、小競り合いなんかが登場人物たちの行きつけのパフで行われる。

 

私は番組のファンでもなんでもないけど、別の番組を見たあと、なんかほぼ毎日やってるっぽいどっちかの番組が始まると、いつもパブで事件が起こっている。

 

 

きっと何百年も前から、イギリス=パブ文化ってこと

でもって自分たちが、近所にたくさんある中のどっかのパブに行くと、ドラマで見たような普通の感じの見た目の人たちが、同じような感じに、盛んにしゃべくりあってる。

 

とはいっても、喧嘩がパブで起こってるのは見たことない。ただ、こういう割とあけすけな会話の感じがパブではたいがいある。そのせいか、まるであのイギリスで最も長寿ドラマのシーンの中にいるような感じがする。

 

聞くところによると、パブでは昔はもっと家賃の支払いとか仕事の紹介とか、さまざまな雑事をやってたって言うけど、今でもきっと仕事の紹介とかくらいはたまにやってんじゃないかな。

 

家賃の支払いはさすがにデビットカードとか何かそういうのになったと思うけど。

 

でもどのみちパブでいろんなことが人間が交わるあらゆることが起こっている事はきっと何百年も前からかわんないんだろうと思う。

 

なので、イギリス=パブ文化ってことが私の中では変わらないんだけど、でも人間そのものも変化してきたから、パブだって変化しないわけにはいかない。

 

そしてその多様性の変化、もともとパブは苦手な私にはとっては、むしろ嬉しいってわけね。

 

次回はそういう、変化するパブについて書こうと思います。

 

 

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